エアコンが無い車の茹で猫対策は?
ギャー!車のエアコンが無くなった!
正確には冷却の為に空気を圧縮するコンプレッサーが完全にオシャカになった。
ちなみにコンプレッサーがロックするとパワステとも連動してるので、パワステが完全に効かなくなります。
低速で切り返えす時の凄まじいハンドルの重さ。
本当にビビった。パワステなど存在しなかった昔の人は力持ち!
じゃあコンプレッサーを直せば良いじゃないかと言うと、実はうちの車が90年代の初期エスクードの東南アジア向け逆輸入車。
国内と部品が違っていて適合しない+サポートなんかとっくに終わり。
専門業者もお手上げだそうです。
ドイツのオークションで一件適合するコンプレッサーを見つけたと言う連絡が車屋からあったけど、勿論それも古いので二の足を踏んでしまいます。国内だったら現物確認に行けばよいのですが。
ここ数年、正直エンジンの調子も微妙でしたし、買い替えの時期も近づいてるのかなという感じでした。
ということで、そんなこんなで思い切って
コンプレッサーを外して貰っちゃいました。
そんなことすると、重ステのままになってしまうのではないか!?と車屋に聞いた所、少しの加工でちゃんとパワステは使える様に!
で、ウチの車は走り屋宜しく(真逆の車種)強引な軽量化でクーラーを取っ払ったカッチョいい四駆となりました。 僕がチョコチョコぶつけてるので中々の見てくれですし(恥)
でも僕の小さな頃ってエアコンない車、割とあったな…。
困った事にコンプレッサーを外したら何だかエンジンも今のところ安定してる感じです。
これではまだしばらく乗れてしまいますよ。
でもそれはそれで物は大事にしようというウチの家訓としては正しい。何でも買い換えれば良いという風潮は頭にくるし!(本当は勿論経済的な問題も;^_^A)
だいたいなんで古い車を大事にのってる人の方が税金高いんだよ!!!
その考え方が日本の駄目な所なんだよ!!!
二輪の産業も完全に潰したのも国だろ!!
って関係無い文句まで溢れてしまいます。
ここらへんの話は本気でムカついてるのでいずれ別の機会に。
ぶっ壊れたコンプレッサー
これが初期エスクードのプラモデルの絵
写真よりカッコイイ。
話は戻って、クーラー無しでも取り敢えずこれから秋なので暫くはどうにかなるのですが、来年の夏が今から恐怖です。
まぁ人間は我慢で乗り切ったとしても、問題は猫が!猫が!!猫が!!!
猫対策に色々くだらない事を考えてますが、なかなか現実味が無く難しいです。
案1 ケージに保冷剤を敷き詰める…。
ウチのアホちんはケージだと鳴き通し&お漏らし&脱糞率が凄まじく高いのでケージでの長時間移動は無理。
胴輪でリードを短くして少しだけ動ける状態で乗車します。よって却下。
案2 護送車みたいに窓を金網仕様にして窓開けっ放し。
うちはETCなんて糞食らえという家訓なので(勿論ナビも無し)窓を開けて金を払ってます。
金網の工夫で乗り切れるけど、あまりに目立って恥ずかしいので保留。というか窓開けたってクソ熱い!なんの解決にもなる訳がない!
案3 保冷剤を入れたクーラーボックスとかで、スポットクーラーを自作する。
これは何の問題も無く出来るとは思うのですが、おそらく効果はかなり低いとは思われます。ウチのアホちんが大人しく冷風の所に居るわけがありません。
弱いくせに車内でウロウロしながら並走する車にニャーニャー喧嘩売るのが仕事ですから。
しかも効果自体、夜中涼しめの日に若干効果あるかな程度だと思われます。
実はこれは過去に自分で実証済み。
昔、クーラーがぶっ壊れた都会の部屋で暫くは氷水を入れてただ風をおくるだけの冷風機を使ってた事がありました。
都会って夜もまったく暑さが抜けないんですよね…。
効果は言わずもがな。2.3分なんと無く涼しい風が来るだけで氷が溶けたらただの扇風機以下。
小さな冷蔵庫で氷が出来るスピードと溶けるスピードの愕然とした差は埋められる訳もありません。
もう寝れない位暑い夜は漫画喫茶で寝るという荒んだ生活をしてました。(学生時代とかじゃ無いのが情けない…恥)
案4 キャンピングカーなどで使う室外機付きのクーラーを無理やり導入する。
ありえないだろ…
金額も…
電源、バッテリーでたりるんかな!?車検通るの!?お巡りに捕まらないのか!?
家庭用を付けたりもする外人さんのこのやりたい放題は嫌いではないのですが(笑)
案5 涼しい所に引っ越す
アリです。
諸問題全てに目を瞑ればこれが1番ステキ。
えっ!車のクーラーの為に引っ越し??
などなど他にも色々考えつくのですが、面倒くさくなってきたので来年の春位に真面目に考えるとします。その間に適合するコンプレッサーの出物があれば良いのですが!
でもこういうの、何故か若干ワクワクします。電動?アイサイト?エコカー減税?知った事か!
たかが車のクーラー如きで右往左往する人間の脆弱さ。バカバカしいったらないですね。
ただ茹で猫対策はちゃんとしないと。
そのうち本気でまずい事になるな!
晩夏の個展のお礼です。
9/4に東京の谷中ギャラリー猫町での個展「猫それぞれの話」が無事終了致しました。
まだまだ残暑のきつい中、ご来画廊の皆様本当にありがとうございました!!!
企画して下さったギャラリー側にも大変お世話になりました!!
で、勿論半笑いで応援してくれてる家族と多大なるインスピレーションを与えてくれつつ、作業をガンガン邪魔をしてくれるコマメとサビ子(ウチの猫とウチでやたら預かるレギュラー猫)もありがとうねっ!
コレがコマメ♀3歳
コレがサビ子(仮名)♀3歳
前回の個展から5ヶ月経たないうちの開催でしたので、何だか日々バタバタしてるうちにこの展示となってしまいました。
まだまだやりたい事、やろうとしてた事の半分も出来ていません。
思い付きで伏線を張っては見たものの、全く回収出来てない出来損ないの小説のような感じです。物事を逆算して考えられないので、どのタイミングで回収に向かえば良いのか分かりません。
人生全てが出たとこ勝負なので完全に後ろ倒しになっています。
ううう、どうにかしないと…。
毎日それなりに必死にやっているつもりなのですが、正直 猫と昼寝しちゃったりもしています。
おかげで締切前のドタバタが少しも改善されません。(苦笑)
そんなダメ人間の作品でも楽しんでみて頂き、更には購入して頂けるなんてなんと有り難い事でしょう!
本当にありがとうございます!!!
おかげさまでまだまだ続けて行けそうです。
猫は勿論、何となく他にも幅を広げられそうな状況が少しずつ出来てきつつあるような感じです。
真面目に舐めた作品を作るには心の強さが必要です。
シャーシャー言いつつゴロゴロ甘えて餌を貰う図太い猫なみの精神力にはまだまだ及びませんが、僕も生来の図々しさはなかなかの物なので、僕なりにマァ頑張ります!
今後もほぼ毎月展示もありますし、来年も取り敢えず3件の個展が決まっています。
もし、ご都合が合えば、ダメ人間が足掻いた結果を笑いに来て頂けると幸いです!
今後ともどうぞよろしくお願い致します!m(_ _)m!
写真は何故か2セット作った卵形マトリョーシカ「マレーな奴ら」(マレー熊、マレー山嵐、マレー山猫)とヒヒ神様。
何故マレー熊かって!?
僕が、マレー熊に似ているから+ウメキチを応援したいからです!
ウメキチについてはこちらを⇩
http://yama-pen1972.hatenablog.com/entry/2016/01/06/204627
卵形って人気なんですけど完全に勘違いしたらしいです。でも作りたかったんだから仕方がありません!後悔はしていません!
またマズッた。2セットはいらなかったな〜(苦笑)
前を向いてグッチャグチャ
個展とドンかぶりで参加させて頂いた「作家Zakka百貨展」の打ち上げで楽しいお酒を17時位から飲んで、さっさと寝てしまったので朝4時には目が覚めてしまいました。
今日から個展の後半が始まりますので、夜型の体内時計が狂いに狂って超朝型になったのは幸先良い気がします。
こんな時こそ時間を有効に!と誰が見てるのかも分からない放置ブログを描くことにしました。
今回の個展の内容ですが、特に明確なテーマがある訳でも無く、春にやった個展以降の作品をメインに少々とっ散らかってます。
それでも最近意識して制作してるイメージはある程度一貫していて、「焦点のボヤけた群像劇」とでもいう感じかな…。言葉にするとイマイチピンとこない様な気もしますが、まぁそんな感じです。
黒澤明監督のマイナー映画「どですかでん」のような有象無象が寄せ集まった世界。
綺麗、汚い、美しい、醜い、バカバカしい、生真面目、時代も理屈もごちゃごちゃにして、信じるものも無い、信じたい物も無い、でものうのうと存在している(笑)
妙に生命力だけは強かったりして(苦笑)
うーん言葉にすると益々曖昧ですね。
でもコレを人間でやってしまうと壮絶な感じですが、動物 特に猫辺りに置き換えると妙にしっくりきて、すんなり入って来やすいんじゃないかなんて思ったりしてます。
動物嫌いな人には逆効果でしょうが(苦笑)
展示をザッと見た後になんだかグチャグチゃなんだけど地味〜に前向きなイメージをもって貰えると嬉しいのですが…。
どうなんでしょう?
「取り敢えず作れば出るからチビ猫リョーシカを作ってます 」などとうそぶいてはいますが、結構コイツラは大事で、絵と立体の散漫な間を繋いでくれる役目をしていたり、あちこちにいることで焦点がボヤけて狙いの有象無象感を出すのにかなり役立ってくれている気がします。
僕の散漫な心のだだ漏れを受け止めてくれてるのもチビ猫リョーシカなんです。
チビ猫たちを繋ぎにして他の作品を見て頂くと、よりグチャグチャして楽しめるかもしれません。
しかも紙に油彩の最近の軽めの作品自体、群像を描いてる物が多いので更にグチャグチャです。
おそらく僕を含めて猫好きはグチャグチャを楽しめるはずです。あいつらの整合性の無いグチャグチャ感は前向きで清々しいものです。
展示を見てそんなよく分からない前向きさを感じて頂けたら嬉しいです!
なーんて、強引に展示のグッチャグチャ具合を言い訳してみました。
ま、なんとなく楽しんで欲しいです。
で、懐に余裕がありましたら安い物でもご購入頂けると嬉しいです!
画像は猫と映画ので企画展「キネマ猫町」に出品した「どにゃすかでん」です。
ご存知黒澤明監督の「どですかでん」に僕の愛を込めたオマージュです。原作は山本周五郎の「季節のない街」
商売気ゼロで描いた絵と勢いあまって作った立体。
粋なご夫婦が気に入って下さり、流石に絵ではありませんが、小さな立体をご購入して下さいました!
しかも「どですかでん」を見てらっしゃらないということ。
本当に良いんですか?と3回は確認してしまいました。
こういう嬉しい誤算は作家冥利に尽きます。
本当にありがとうございました!
何だか暑苦しいどですかでん愛の講義も聴かせてしまい申し訳ありませんでした!
映画を見て、げんなりしても作品は大事にしてくださいねっ!
個展も残すところあと4日。谷中散策のさいにはグッチャグチャ具合を冷やかしに是非覗いてみて下さい!
せつなきナノメイト
僕は趣味で少し自転車に乗ります。
現在一年以上まともに乗らなかった後悔を溜まりに溜まった贅肉とともに払拭しようと緩く格闘中です。
いやー趣味の自転車って健康的でクリーンで楽しいですよね(半笑い)ということで、昨日思い立って「疑惑のチャンピオン」という映画を見てきました。
ツールドフランス7連覇、自転車界のスーパースター、ランス アームストロングの薬物使用にスポットを当てた映画です。
しかしダサいなこの邦題。チャンピオンって(笑)
大まかな内容は予想どおりで特に衝撃的なこともないんですが、ランス自身が最初から最後まで完全に主体的に薬物使用を行ったとしてる事に少しだけ引っかかりが…。
ま、真実は1つとしても、その捉え方は別の側面から見ると全く違う解釈になるる訳で。
この映画もまた然り、原作にあたる暴露本の著者側からの視点からとして観るのが正しい見方な気がします。
この映画だけ見るとランスをエスケープゴートにしてる雰囲気も無きにしもあらずなような。僕の勝手なイメージだと本当は生きが良い魚として都合良くよく泳がされてただけな気もしちゃってるんです。
別に擁護してる訳じゃないです。僕自身元々ランスは全然好きな選手じゃないですし。
個人的にはアスタナ時代に興味あったんですが、結構流されていたのは残念。原作本でもそうなのかな。
アスタナ、いまでも相当興味深いチームですからね。うふふ。
ランス役も凄く良かったんですが、(ダンシングの後ろ姿なんかなかなか似てる)薬物使用を認めたアシスト役のチームメイト、フロイド ランディスを演じた役者さんが凄く印象的で良かった!
どうも育った環境が特殊な描かれ方をしていたので、浅〜く調べてみた所、キリスト教プロテスタントのナノメイトという教派のコミュニティ出身なのですね。
このナノメイトという厳格な教派で育ったが故に自転車に憧れ、自転車を愛して、自ら自転車を汚してしまった苦悩がひしひしと伝わる良い演技でした。
逃げ出したかった地元や家族を結局は愛してるんですよね…。
このフロイドの故郷の人々の衣装がまるでブリューゲルなんかの絵画の中の人達のような時代がかったものなのが気になってしょうがなかったので、またまた浅〜く調べてみたら、本当にこのような身なりで信念を持って生活してるんですね。
いや、ビックリしました。色々問題はあるのでしょうが、やはり絵にはなりますね。
どうもそういう目で見てしまう。
だいぶ興味がそれちゃいましたが、薬物の話にもどって、(まだフロイド)みて調べてると面白いインタビュー記事が出て来ました。
凄く長いし、リンク先が探し辛いので興味ある人だけ見て見て下さい。フロイドの若干破城気味の人柄も何だか分かってなんだかかんだか…
http://yajiumadeg.tumblr.com/post/9202193713/ポールキメイジによるフロイドランディス-インタビュー1
インダビュアのポールキメイジって人は随分前に自身の薬物使用を自著「ラフ ライド」で赤裸々に語ってます。ツール出場経験のある「その他大勢係」の選手。
こっちも面白いですよ。
あと、お注射得意のお医者さんミケーレ フェラーリ役の役者さん、中々良い感じだったんだけど本物の方もかなり良い感じでたまげた。
ステキな笑顔
モラル的にはアウトだけどこいつのやってることも科学の進歩ってやつなんでしょうね。
色々貴重なデータが取れてお金もたんまり入ってホクホクなんでしょうね。
うーん…
しかしオリンピック直前に超今更感のあるロシアの問題。人間社会ってめんどくさいなあ。