人を信じるという事
丸の内オアゾのキャットアートフェスタ2017にご来場の皆様、僕の作品をお買い求め頂いた皆様、運営側の皆様、新参者の僕をハブにする事なく、迎えてくれる作家仲間の皆様、誠にありがとうございました。
イベントのポスターやDMに写真を使っていただいたおかげ+運営側の出したフリーペーパーに僕の記事を載せて頂いたおかげ…などで今までに無いスピードで作品が旅立ちました。
元々猫度が若干薄いラインナップだったせいもあり、2日目終了までには立体は猫の割合を他の動物が上回ってしまってい、おかしな事に。
「猫が人気でもう無いんです〜」なんてバカの癖に調子こいて自慢気に接客してなんとか猫以外もプッシュ致しましたが、やはり中々難しいですね…
なんせ「キャットアートフェスタ」ですしね。
でもそんな中、やはりおヘソの曲がった素晴らしい方がほんの少しだけいらっしゃり、猫以外をご購入頂いたりすると、感動的ですらあります。本当にありがとうございます。
40年以上生きていれば僕のような物でも少しは色々ございます。
幼少の頃、おばあちゃんに「一生反抗期」とお墨付きを頂いた僕ですが、グレたわけでもなく引きこもるわけでもなく、なんと無くお絵描きなんかしててもかといって「アート」なんてもんも心の底から信用していない中途半端なマイノリティーである僕は、常に自分を騙して生きていました。
最近になりやっと少しずつ吹っ切れてきているので、周りの環境もじわじわ変わっています。
仕事上でもメジャー仕事、マイナー仕事、筆を持っての肉体労働、などなど様々やりましたが、気を許すと騙されてたことも少なくはありません。
薄々わかっているのですが、背に腹は変えられないので、気づいてないふりをしたりして、騙され額を最小に抑えつつ小銭を稼ぐ日々でした。いや 未だにそんな日々なのかもしれません。
あ、あれ?死ぬまでそうな気もしていますよ。
でも仕方がありません。だって騙された以上に僕も人間や動物を裏切ってきましたし。
生き物は勿論単独で生存することなどできる訳も無く、環境から役割を担っていくものです。
よくある「生きているんじゃ無くて生かされているんだよ❤︎」てな奴です。口に出すと白痴な綺麗事に感じ、なんだかためらわれます。「宇宙船地球号❤︎」てな感じ(は、恥ずかしく陳腐な表現…)
茶化しつつもやはりそれは真理なわけで、自己という虫ケラ1匹がいくらいじけようが拗ねようかどうでもいい事なんですよ、世界にとってみれば。
ということでボチボチ素直に色々心から感謝なんぞしても良いお年頃になってまいりましたので、少しずつ人間を信用してみようと思います。勿論、自分も信用されなくていけません。恩は返さないとバチが当たります。
展示が終わったからといってダラダラと風呂で数人しか見ないブログを書いてる場合では無いということなのです。
個展も近いのでわざわざ見にきてくださる方々を裏切らないようサッサと制作しなければ。
文章を書くことで追い詰められるかな?と特にテーマも無いことをダラダラ書いてしまいました。
ごめんなさい。
3/24から京橋メゾンドネコで個展が始まります。お時間ありましたらチラッと覗いてみて下さいませ。
http://www.office-taira.jp/m-neko/gallery/201703_yamashita.html